にんじん

セリ科ニンジン属の二年草で、原産地はアフガニスタンで、その周辺で東西に分岐し、世界各地に拡がった。ヨーロッパで改良が行われた西洋系、中国を経て東方へと伝わった東洋系の2種類に分類できる。日本への伝来は16世紀で、江戸時代に栽培されていた品種は東洋系が主流だったが、現在は西洋系品種が主流になっている。
にんじん

2016年度

品種:ベーターリッチ(サカタのタネ)
種まき:5月29日、収穫:8月16日から10月8日まで

2016-05-29

時期が若干ずれていますが、にんじんを作ることにしました。品種はサカタのタネのベーターリッチです。
ベーターリッチの種袋
種袋の中にプラスチックケースが入っており、さらに防湿袋の中に種が入っていました。消毒処理がされた種が約350粒入っていました。
にんじんの種
畝幅70cmの畝を作り、3列まきにするために竹の棒を立てました。
にんじんの畝作り
種をまいた後の様子です。条間は20cmとして、約1~2cm間隔で筋まきとしました。
にんじんの種まき後

2016-06-25

種をまいた後、乾燥した日が続き失敗したと思っていましたが、梅雨時期になって発芽してきました。ただ、発芽率が非常に低く、雑草の中ににんじんが生えている感じです。次回、にんじんを作る際には、種まき後に被覆資材を被せて乾燥防止をする必要性があると感じました。
ベーターリッチの発芽

2016-08-16

大きな問題は無く順調に育っているようです。害虫の被害も全く見られません。
ベーターリッチの生長の様子
間引きのため、一部の株を引き抜いたところ、非常に又根が多いようでした。土の耕しが足りなかったようです。
間引きしたベータリッチ

2016-09-10

カレーの具にするため、にんじんを一部収穫しました。非常に形の悪いにんじんでした。
ベーターリッチの収穫

2016-09-17

隣の畝の白菜の手入れに影響するため、1列全てのにんじんを収穫することにしました。
ベーターリッチの収穫2
形の良いにんじんもありましたが、前回と同様に短く、形の悪いものが多かったです。さすがに全て食べられないので、茹でた後、冷凍保存しました。
収穫したベーターリッチ

2016-10-08

収穫適期を過ぎたため、全て収穫し保存することにしました。今回は当初、失敗かと思いましたが、最終的にはそれなりに収穫することが出来ました。
収穫前のにんじん
長期保存するため、地中で保存することにしました。深さ30cm位の穴を掘り、一列ににんじんを並べ、土をかけました。
にんじんの保存

2017年度

品種:ベーター312(サカタのタネ)
種まき:5月14日、収穫:9月16日から
品種:ベーターリッチ(サカタのタネ)
種まき:6月24日、収穫:9月24日

2017-05-14

去年はベーターリッチを栽培しましたが、今年は品種を変えてベーター312を栽培することにしました。
ベーター312の種袋
ちょうど種まき適期のど真ん中です。本当は4月中に種まきをする予定でしたが、暇が無く、この時期になってしまいました。
ベーター312の種袋裏
種はペレット種子で330粒入っているようです。
にんじんの種
にんじんを栽培する予定の畝です。畝幅は約1.0m、長さは約3.5mです。又根にならないように雑草の根っこ等をきちんと取り除きました。
にんじんの畝
種をまいた後の写真です。条間20cmで3条としました。
にんじんの種まき
種まき後の拡大写真です。約3cm間隔で種をまきました。にんじんは好光性種子のため、この後、薄く土をかけました。
にんじんの畝拡大
去年は発芽までの土の乾燥に悩まされたため、今年は保湿のためもみ殻をまきました。
もみ殻をまいたにんじんの畝

2017-06-24

一ヶ月前にまいたベーター312が少ししか発芽しなかったことから、ベータリッチを別の場所で育てることにしました。
ベーターリッチの種袋
種はペレット種子で、2~3cm間隔でまきました。
ベーターリッチの種まき1
今回は2条まきで、条間は20cm、畝幅は50cm、畝の長さは480cmとしました。
ベーターリッチの種まき2
にんじんは好光性種子のため、試験的に土を全く被せず、もみ殻を上からまくだけにしました。これが吉と出るか、凶と出るかが楽しみです。
ベーターリッチの種まき3

2017-09-16

発芽に失敗し、放置プレイをしていたベータ312ですが、雑草と一緒に一部が育っていました。
ベータ312の生長
二股になった人参もありますが、中々良い感じにそだっていました。結論として人参は難しいと感じた今日この頃でした。
収穫したにんじんのベータ312

2017-09-24

ベータ312の残りやベータリッチを収穫することにしました。左奥がベータ312、右側がベータリッチです。共に雑草に覆われています。
ベータ312とベータリッチ
収穫した人参です。左側がベータ312、右側がベータリッチです。収量は少ないですが、形は中々良い感じです。
収穫したにんじん

2018年度

品種:ベーターリッチ(サカタのタネ)
種まき:7月3日、収穫:9月下旬予定

2018-07-03

今年も人参のベーターリッチをまくことにしました。晴れが続き、種をまくチャンスが無かったのですが、雨の予報が出たことから種をまきました。種子はペレット種子です。
ベーターリッチの種袋
幅1.0m、長さ1.5mの畝に列間20cmで約1cm間隔に種をまきました。
ベーターリッチの種まき
昨年と同様に種の上に軽く土をまぶし、その上に乾燥防止のためもみ殻をまきました。
もみ殻をまいた畝

2018-07-16

一部が発芽した人参です。発芽はまばらで雑草の方が勢いがあります。今までの感じでは失敗したような気がします。
人参の発芽

2018-07-31

人参の畝です。雑草に覆われており、今回は完全に失敗です。処分しようか迷いましたが、除草して様子を見ることにしました。
人参の状態
除草後の状態です。人参数株が生き残っているようです。
除草後の人参
拡大写真です。生き残った人参も非常に弱々しい感じです。
人参の拡大写真

2018-10-13

生き残った人参の状況です。なんとなく育っているため、収穫することにしました。
人参の状態
収穫した人参です。意外ときちんと育っていました。
収穫した人参

2018-10-20

残りの人参を全て収穫することにしました。
人参の状態
形の悪いものもありましたが、それなりに収穫出来ました。
収穫した人参

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