オクラ
アオイ科トロロアオイ属の多年草であるが、寒さに弱いため、日本では一年草である。原産地はアフリカ北東部で、日本へは明治初期に入ってきた。オクラは独特のぬめりがあるが、ペクチン、アラピン、ガラクタンという食物繊維によるものである。
2016年度
品種:ピークファイブ(サカタのタネ)
苗作り:5月1日、苗植え付け:6月5日、収穫:7月14日から10月22日
2016-05-01
暖かくなってきたので、オクラの苗作りをすることにしました。夏にオクラをよく食べるので、種をまいて苗を作ることにしました。
種は2~3mm程度の球形で、薬剤処理されているため、ウグイス色をしていました。
最終的に5株を栽培予定のため、念のためポリポット6個に種をまきました。オクラは2本立ちで育てようと思っているため、とりあえず4粒ずつ種をまきました。
2016-05-08
オクラが発芽しました。ちょうど1週間での発芽です。オクラにとっては夜はまだ寒いと思うので、昼間のみ外で育てる予定です。
2016-06-05
オクラの苗が大きくなってきたため、畑に移植することにしました。暖かくなってから種をまいたため、結果として発芽率は95%となりました。
苗がもったいないので、6株全て植え付けることにしました。株間は30cmで収穫のしやすさを考え1条植えにしました。最終的には2本立ちで育てようと思いますが、当分は枯れるリスクがあるため、3~4本立ちで育てようと思います。
2016-07-14
オクラを初収穫しました。花は次々と咲いているので、もう少しすると毎日収穫出来るようになると思います。
2016-07-25
オクラが順調に生長しています。高さは50cm~60cmとなっています。当初2本立ちで育てる予定でしたが、結局2~3本立ちで育てています。3本位あったほうが、樹勢が押さえられて良いのかもしれません。
オクラの花です。野菜とは思えない綺麗な花でハイビスカスのようです。
2016-09-24
季節が移り変わってきましたが、オクラは順調に大きくなっています。全盛期に比べると収穫量も減ってきましたが、時折、花が咲いている状態です。
来年用の種を採るため収穫せずに残しておいたオクラです。鞘の色が変わってきたため収穫することにしました。
雨が続いたせいか、鞘の中で発芽している種もちらほらありましたが、来年用の種がいっぱい採れました。容器の中に乾燥材の生石灰を入れて保存したいと思います。
2016-10-22
寒くなり良い形のオクラが収穫出来なくなってきたことから、オクラの株を処分することにしました。
今年は2~3本立ちで育てたため、樹勢を抑えることが出来ました。来年は3~4本立ちでさらに樹勢を抑える栽培をしてみたいと思います。
2017年度
品種:ピークファイブ(サカタのタネ)、自家採種
苗作り:4月19日、苗植え付け:6月5日、収穫:7月14日から10月22日
2017-04-19
去年よりも早く種まきをすることにしました。種は去年の残り種と去年自家採種したものを使うことにしました。
(↑去年の残り種のピークファイブ)、(↓自家採種したオクラ)
8cmポリポットにそれぞれの種を5粒ずつ、計6ポットにまきました。購入した種と自家採種した種の違いを確認したいと思います。
2017-04-25
種まきから6日で発芽しました。昼間は外で、夜間はまだ冷えるため室内で育成したいと思います。
2017-05-14
本葉が出てきたことから、畑に植えつけることにしました。購入した種の方が発芽率が良く、生長も若干早いようですが、ほとんど誤差の範囲だと思います。なお、手前側が購入した種で作った苗、奥側が自家採種の苗です。
1.0mの畝に株間30cmで植えつけました。密植栽培で樹勢を抑制しながら栽培したいと思います。風が強い日が続いているため、この後、行灯で苗を囲いました。なお、手前側に購入した種で作った苗を植えました。
2017-07-08
植え付けから約2ヶ月が経過しました。密植栽培のため樹勢はかなり抑えられています。背丈は小さいですがオクラはなり始めています。
拡大写真です。背丈は20cm前後でアンバランスですが、実はなっています。
収穫したオクラです。計12個収穫出来ました。これから気温が高くなるにつれて収穫量が増えていくと思います。
2017-09-19
台風18号が通過した後のオクラの様子です。全体的に傾いてしまいましたが、大きな被害はありませんでした。また、収穫も順調に続いています。来年用の種が採れるまで大事に育てたいと思います。
2017-09-23
オクラの鞘が大きくなり、乾燥して黄色くなったものが出てきました。来年用に種採りをすることにしました。
拡大写真です。もう少し熟させた方が良いと思いますが、雨が多く、カビが生えそうなので、早めに採種することにしました。
採種用に収穫したオクラです。
採れたオクラの種です。しばらく乾燥させてから冷蔵庫で保管したいと思います。
2017-10-28
種採り後も細々と収穫を続けてきましたが、奇形果が多くなり、株も枯れてきたことから処分することにしました。今年はオクラがよく育った1年でした。
2018年度
品種:ピークファイブ(サカタのタネ)、自家採種
苗作り:4月21日、5月2日、苗植え付け:5月19日、収穫:7月2日から
2018-04-21
今年も種は一昨年の残り種と去年自家採種したものを使うことにしました。
(↑一昨年の残り種のピークファイブ)、(↓自家採種したオクラ)
8cmポリポットにそれぞれの種を5粒ずつ、計6ポットにまきました。今年も購入した種と自家採種した種の違いを確認したいと思います。
拡大写真です。今年も樹勢を抑制するため密集栽培したいと思います。
2018-05-01
オクラが発芽しました。自家採種の苗だけが発芽しています。
2018-05-02
オクラの発芽率が低いことから、念のため、自家採種の種をもう3株分まくことにしました。今回も8cmポリポットに5粒ずつまきました。
2018-05-19
大きくなってきたオクラの苗です。右側が自家採種のオクラ、左側が一昨年の残り種のオクラです。明らかに自家採種の苗の方が生長しています。
1.0m幅の畝に株間40cm、列間50cmで2列植えにしました。苗は間引かず今年も密植栽培にしたいと思います。
2018-06-10
苗の植え付けから約1ヶ月が過ぎましたが、ほとんど大きくなっていません。雑草が多くなってきたことから、除草をすることにしました。
除草後の写真です。しばらくこのまま様子を見たいと思います。
2018-06-30
苗の植え付けから約1ヶ月半が過ぎて、気温の上昇とともにやっと大きくなり始めました。一部の株は花が咲いています。
拡大写真です。綺麗な花が咲いており、収穫は間近と思われます。
2018-07-02
花が咲いてから僅か数日で収穫可能な大きさまでオクラが生長しました。
拡大写真です。株は小さいですが、オクラが実っています。株に負担をかけないように、早めに収穫することにしました。
収穫したオクラです。柔らかくておいしいオクラに育っていました。
2018-07-07
オクラが順調に収穫できるようになってきました。大きさ、形とも良いものが収穫できます。
2018-07-31
気温の上昇とともにオクラの収穫量が増えています。
2018-09-16
9月16日時点でのオクラです。背丈は低いですが、順調に実がなっています。
2018-09-22
まだまだ収穫中ですが、種取り用の実が乾燥してきたことから、来年の種まき用に種取りをしました。
採種したオクラの種です。オクラは我が家の固定種となった感じです。
2018-10-02
台風の強風によって、株が斜めになってしまいました。もう少し収穫してから処分したいと思います。
2018-10-21
奇形果も増えてきて、気温も低くなってきたことから、オクラを処分することにしました。来年度も自家採種の種で栽培したいと思います。
2019年度
品種:自家採種
苗作り:4月25日、5月19日、苗植え付け:6月上旬予定、収穫:7月後半から
2019-04-25
今年は去年の自家採種の種だけで苗を作ることにしました。
8cmポリポットに培養土を入れて4粒ずつ種をまきました。計10株分です。
2019-05-19
オクラの発芽率が極めて低かったことから、再度、種をまき直すことにしました。今回は株数を稼ぐため、小さなポリポットに培養土を入れて4粒ずつ種をまきました。計16株分です。
2019-06-02
少しだけ大きくなってきたオクラの苗です。2回目に播いた種の発芽率が多少良かったため、苗が確保出来ました。
畑に定植したオクラの苗です。植え付ける場所が無かったため、イチゴの畝に植え付けることにしました。株間は40cmとしました。
拡大写真です。今年も密植栽培としました。