さつまいも
ヒルガオ科サツマイモ属の植物で、塊根を食用とする。原産地は南アメリカ大陸で、日本へは中国を経て伝わった。江戸時代以降には飢饉対策として広く栽培された。つるを地中に植えるだけで収穫でき、砂地などの痩せた土地でもよく育つ。
2015年度
さつまいも(安納いも、紅はるか、シルクスイート)
苗作り:3月7日、苗植え付け:5月21日、収穫:9月17日
2016-03-07
当初、3月中旬位から苗を作り始める予定でしたが、さつまいもの状態を確認したところ、紅はるかが1個腐っていたので、急遽、苗作りをすることにしました。種いもは紅はるかが2本、安納いもが8本、苗は20本~30本程度取ることを目指しています。
まず、黒斑病の予防ということで、47度~48度のお湯に30分間浸けて消毒をしました。発泡スチロールにお湯を入れて消毒しましたが、若干温度が下がるので、お湯を継ぎ足しながら、消毒しました。
消毒終了後に発泡スチロールに培養土を入れ、その中にいもを植え付けました。福島の外気温は未だに氷点下まで冷えることがあるので、しばらくの間は家の玄関に置き、芽出しをすることとしました。
2016-04-23
結局、紅はるかの種いもは腐ってしまい苗作りは失敗しました。一方、安納いもは一部腐ってしまいましたが、大半のいもは無事発芽しました。外気温が上がってきたため、ビニール袋を被せ、外で苗作りをすることにしました。
2016-05-21
紅はるかの苗作りが失敗したため、苗を買ってきました。ホームセンターでシルクスイートの苗も売っていたため、衝動買いしてしまいました。
↑(紅はるかの苗)
↑(シルクスイートの苗)
畝幅を50cm、畝間80cm、株間30cmでさつまいもの苗を植えました。紅はるかを20本、シルクスイートを10本植え付けました。植え付けた後に雨が降ってきたため、いい感じに根付きそうです。
自作の安納いもの苗も大きくなってきたため、3本だけ苗を採りました。まだ若干小さいですが、大きくなりしだい、少しずつ苗を採っていきたいと思います。
2016-05-29
自作の安納いもの苗が大きくなってきました。丁度良い大きさの苗が12本採れました。
植え付ける場所が無く、結局10本した植え付けられませんでした。以前植えたものと足し合わせて安納いもは計13本植え付けました。
2016-08-07
さつまいもは順調に生長しています。あと一ヶ月位で収穫です。どれが紅はるかかシルクスイートか安納いもか区別が付かない状態です。
2016-09-03
放置プレーですが順調に生長しています。ここ数週間で急激に生長し、一ヶ月前の1.5倍位の大きさになりました。
生育状況を確認するため、試し掘りをしてみました。いもはまだ小さいですが、食べられるサイズにはなっていました。形も中々良い感じです。ちなみに品種はシルクスイートで、早速、天ぷらにして食べてみましたが、収穫直後にも関わらず非常に甘いいもでした。デンプンの糖化を待てばかなりおいしいいもなのかもしれません。来週は紅はるかの試し掘りをしたいと思います。
2016-09-10
さらに一段と生長しました。1週間前よりもさらに大きくなっています。
シルクスイートに続き、紅はるかも試し掘りしてみました。十分大きく生長しているため、もう収穫しても問題無いと思いました。
2016-09-17
しばらくの間、天気が悪そうなので全てのさつまいもを収穫することにしました。株は一週間前よりも大きくなっています。
収穫したさつまいもです。左からシルクスイート、安納いも、紅はるか、紅はるかです。植えた苗1本当たりの収穫量としては、おそらく安納いもがトップで、シルクスイートと紅はるかはほぼ同等でした。肉質は安納いもが黄色、シルクスイートと紅はるかは白色で区別がつかない感じでした。
2016年度
さつまいも(安納いも、紅はるか、シルクスイート)
苗作り:3月19日、苗植え付け:5月27日、6月3日、6月11日、収穫:9月30日
2017-03-19
昨年より12日遅い苗作りです。種いもは昨年収穫した安納いも、紅はるか、シルクスイートです。今年はそれぞれの種いもから苗を15本程度取ることを目標とします。まず、昨年度と同様に黒斑病の予防ということで、47℃から48℃のお湯で消毒しました。昨年度は30分の消毒時間でしたが、ネットでは40分と記載されているページが多かったので40分にしました。写真の左から紅はるか、安納いも、シルクスイートです。
消毒終了後にプラスチックケースにビニール袋を入れ、その中に培養土を入れてから、種いもを植え付けました。昨年度は発泡スチロールで育てましたが、温度が上がらず発芽が遅れたため、今年度は光が透過する箱にして、日中は室内の窓際に置いて温度が上がり易いようにしました。確認したところ天気の良い日は箱の中は26℃以上になるようです。
2017-03-30
さつまいもが発芽しました。昼は室内の窓際に置いていたため、太陽光で温度が28℃近くまで温度が上がり、夜はエアコンの温風が当たる場所で24℃前後で管理していました。安納芋の生長が一番早いようです。もう少し外が暖かくなってきたら、外で管理する予定です。
2017-04-16
さつまいもの苗が予想よりも大きくなり、家の中で管理できなくなったことから、外で苗の管理をすることにしました。
写真はプラスチックケースから取り出した苗です。(↓安納いもの苗)
(↓紅はるかの苗)
(↓シルクスイートの苗)
夜はまだ寒いことから、ビニールの袋で保温しました。写真奥側が紅はるか、中側が安納芋、手前がシルクスイートです。
2017-05-27
4月の寒さで一度やられてしまいましたが、何とか復活したようです。写真手前側が安納芋、中央が紅はるか、奥側がシルクスイートです。シルクスイートはまだ植えつけられる段階ではないことから、今回は安納芋と紅はるかのつるを定植することにしました。
(↓安納芋のつる)
(↓紅はるかのつる)
畝幅50cm、畝間80cm、株間30cmでさつまいものつるを植え付けました。写真右側が安納芋で、左側が紅はるかです。紅はるかの苗が足りなかったため、残りのつるが生長してから、追加で植えつけたいと思います。
2017-06-03
紅はるかのつるが育ってきたため、追加でつるを採りました。
株間は前回と同様に30cmとしました。
2017-06-11
シルクスイートの苗が育ってきたことから、つるを採りました。生長は遅かったですが、良い苗が採れました。
畝幅、畝間、株間は安納芋と紅はるかと同様にしました。写真の左側から、紅はるか、安納芋、シルクスイートで全て違う畝にしました。
2017-07-08
植え付けから約1ヶ月が経過しましたが、ゆっくりとした生長です。ただ、病気等は見られないため順調に生長していると思います。
2017-09-10
順調に生育しています。葉っぱも青々として病気も見られません。
2017-09-26
みるみる生長しています。収穫までもう少しです。
2017-09-30
気温が低下してきたことから、さつまいもの収穫をすることにしました。いもはまだ大きくなると思いますが霜が降りる前に収穫としました。
さつまいもの収穫をしやすくするためにつるの部分を最初に刈りました。奥に積んでいるものがつるです。この後、つるは全て土に穴を掘り埋めました。一苦労です。。
収穫したさつまいもです。左からシルクスイート、紅はるか、安納いもです。今年は紅はるかの終了が最も多くなりました。
シルクスイートの拡大写真です。形は良いですが、収量がいまいちです。
紅はるかです。形・収量ともに優れています。
安納いもです。なぜか丸い形のいもが多くなりました。
2018-03-29
今年も昨年収穫したさつまいもから苗を作ることにしました。昨年は紅はるか、安納芋、シルクスイートの苗を作りましたが、シルクスイートの成績が悪かったため、今年は紅はるかと安納芋のみ苗を作ることにしました。
昨年度と同様に黒斑病の予防で、47℃前後のお湯で40分間消毒しました。写真は消毒中のさつまいもです。
プラスチックケースに培養土を入れて、その中にさつまいもを植え付けました。しばらくの間、室内の日当たりの良い場所で芽出しをしたいと思います。
2018-04-09
全ての種イモから芽が出ています。紅はるかの方が良く芽が出ています。
2018-04-21
安納芋、紅はるか共に順調に育っています。もう少し外気温が上がったら、畑で育苗したいと思います。
2018-05-13
さつまいもの苗が大きくなってきたことから、少し早いですが、一部を畑に植え付けることにしました。
採取した安納芋の蔓です。青々して良く育っています。
紅はるかの蔓です。少し細くてひょろひょろしていますが、本数は多く採れました。
畝幅50cm、畝間1.0mで株間は約30cm程度で蔓を植え付けました。右側が紅はるか、左側が安納芋です。たまねぎ収穫後にさらに蔓を植え付けたいと思います。
2018-05-26
一度、蔓を採取しましたが、また復活してきました。暑くなり、コンテナで苗を育てることが難しくなってきたため、この後、畑に苗を植え替えました。
2018-06-02
最後の蔓採りをする前の写真です。今年は蔓作りが成功したようです。
紅はるかの蔓です。相変わらずひ弱な感じです。
安納芋の蔓です。しっかりとした立派な蔓です。
たまねぎを収穫した後に、急遽、畝を作って植え付けました。手前側が今回植え付けた蔓で、奥側が5/13に植え付けた蔓です。5/13に植え付けた蔓は全て根付いています。
2018-07-03
さつまいもの生育状況です。植え付けた時期によって生育に違いが見られますが、順調に育っています。
2018-07-12
7月12日現在のさつまいもの生育状況です。特に問題なく育っています。
2018-07-16
7月16日現在のさつまいもの生育状況です。日々大きくなっています。
2018-07-28
7月28日現在のさつまいもの生育状況です。気温の上昇とともに生長速度も上がっています。
2018-09-16
9月16日現在のさつまいもの生育状況です。蔓が隣の畝の長ネギの方まで侵食しています。あと1ヶ月程度で収穫可能と思われます。
2018-09-24
9月24日現在のさつまいもの生育状況です。まだまだ蔓が広がっています。
2018-10-02
10月2日現在のさつまいもの生育状況です。さつまいもがどの位大きくなっているか確認するため、試し掘りをすることにしました。
試し掘りは最初に植え付けた株で行いました。写真が収穫したさつもいもで、左側が安納芋、右側が紅はるかです。
安納芋の拡大写真です。畑の土と相性が良いようで、形の良い芋になりました。
水で洗った後の安納芋です。綺麗な肌色です。
紅はるかの拡大写真です。形はあまり良くありません。
洗った後の紅はるかです。さつまいもらしい綺麗な色です。
2018-10-08
6日前の試し掘りの結果から、霜が降りる前に収穫することにしました。
芋堀りがしやすいように蔓の部分を全て刈りました。
刈った蔓です。蔓は畑に埋めるのですが、毎年、一苦労です。。
収穫したさつまいもです。右側が安納芋、左側が紅はるかです。昨年と同様に安納芋が土に合っているようです。今後、焼き芋や干し芋にして食べる予定です。
安納芋の拡大写真です。形、収量共に優れています。
紅はるかの拡大写真です。色は綺麗ですが、形が不揃いです。
2019-03-24
今年も例年通り昨年収穫したさつまいもから苗を作ることにしました。昨年と同様に紅はるか(写真右側)と安納芋(写真左側)です。
効果があるかは分かりませんが、黒斑病の予防で、48℃のお湯で40分間消毒しました。写真は消毒中のさつまいもです。
昨年と同様にプラスチックケースに培養土を入れて、その中にさつまいもを植え付けました。
土を被せた様子です。毎年、最終的に苗の種類が分からなくなるので、目印をきちんと付けることにしました。しばらくの間、室内の日当たりの良い場所で芽出しをしたいと思います。
2019-03-31
植え付けから1週間で芽が出てきました。
拡大写真です。白いものは培養土から生えてきているきのこです。芽はまだ小さいですが、気温の上昇とともに勢いがつくと思います。
2019-05-19
さつまいもの苗が大きくなり、管理が難しくなってきたことから畑に定植することにしました。
下の写真が掘り起こした安納芋です。しっかりとした苗に育っています。
下の写真が紅はるかです。こちらも充分に大きくなっています。
いもから切り離した蔓です。
植え付けた蔓です。昨年度はさつまいもを作り過ぎたため、今年は2畝から1畝に減らしました。
拡大写真です。畝の手前側を紅はるかにしました。
安納芋の拡大写真です。畝の奥側です。
2019-06-13
さつまいもの蔓が雑草で覆われたことから、除草をすることにしました。
除草後の写真です。全ての蔓が根付いていますが、まだほとんど生長していません。