つるありエンドウ
マメ科エンドウ属の一・二年生植物。スナックエンドウはアメリカで育成されたエンドウで、肥大した子実と甘みのあるサヤを食用に利用する。スナックエンドウは通常、種を秋にまいて(秋まき)、本葉2~3枚程度の幼苗で越冬させ、4~6月頃に収穫をする。スナックエンドウは幼苗の頃が最も耐寒性が強いので、越冬するときに苗が大きくなり過ぎないように種まき時期に注意する必要性がある。また、「つるあり種」と「つるなし種」があるが、「つるなし種」は「つるありの矮性種」です。「つるあり種」は草丈が120センチと高く支柱やネットが必要で、収穫期が長くて収穫数が多いことが特徴です。一方「つるなし種」は草丈が60~70センチほどで支柱が不要です。収穫期が短く収穫量はやや少なめとなります。
2015年度
つるありエンドウ(スナック:サカタのタネ)
種まき:11月1日、移植:12月1日、収穫:5月3日から開始
2015-11-01
つるありエンドウの種を9cmポリポットに14鉢に4粒ずつまきました。右側の青い種がつるありエンドウの種です。
2015-12-01
種の発芽率は約60%程度でした。生長もまばらな感じです。
畝幅を60cm、株間を30cmとしました。寒くなってきたので、念のためもみ殻を根元にまきました。
2016-04-26
エンドウの実がなっていました。白い花も次々に咲いているため、もう少しで収穫出来そうです。
2016-05-03
やっと収穫に辿り着きました。大きいものはあまり無かったので、4個しか収穫出来ませんでした。早速、お昼のラーメンに入れて食べました。
2016年度
つるありエンドウ(スナック:サカタのタネ)
種まき:11月3日、移植:12月11日、収穫:5月6日から
2016-11-03
昨年の残り種をまきました。8cmポットに培養土を入れ、3粒ずつ計16ポットの苗を作ることにしました。写真は去年の残り種です。
一応、冷蔵庫で冷やして保管していましたが、昨年でも発芽率が60%位だったため、今回は半分のポットで苗が出来ればよいかなと考えています。
2016-11-20
種まきから2週間以上経過し、やっと発芽しました。発芽率は50%を超えていると思いますが、これから寒さが本格化するため、順調に生長できるかは不明です。
2016-12-03
少しずつ苗が育っています。最終的に発芽率は92%程度になりました。本来であれば植えつけをしなければならない時期ですが、秋の天候不順により苗の生長が遅れています。
2016-12-11
スナックえんどうの苗はまだ小さいですが、本格的に寒くなる前に苗を植えることにしました。幅60cmの畝を作り、そら豆も同時に植えつけることにしました。
株間を去年と同様に30cmとして、計14株植えつけました。
苗が大きく育たなかったため、防風と保温を兼ねて、ビニールの囲いを立てました。囲いの中にもみ殻も入れました。
また、実験的にビニールの囲いをしたものとしないものの生育の違いを確認するため、3株だけ覆いをせずに株元にもみ殻を撒くのみとしました。
2017-04-06
全ての苗の冬越しに成功しました。ここ最近の暖かさで順調に生育しています。
ビニールの囲いをせずに育てた苗です。蔓があまり伸びておらず生長はゆっくりとしているようです。
ビニールの囲いをして育てた苗です。明らかに囲いをした方が生長速度が速いようです。
蔓を誘引するための棚を2つ作りました。幅2.0m、高さは約1.8mです。ゴーヤー用のネットを張りました。
2017-05-02
スナックえんどうの花が次々となっています。真っ白な綺麗な花です。
現段階では実はなっていませんが、もうすぐ収穫できると思います。
2017-05-06
スナックえんどうが実りました。まだ小さいですが、次々となっています。
収穫できそうなえんどうが4つだけあったので収穫しました。あと1週間位で本格的に収穫出来ると思います。
2017-06-17
1ヶ月の間、大量のスナックえんどうを収穫してきましたが、うどんこ病に侵されてきたことから、半分の株を処分することにしました。
処分する前に収穫したスナックえんどうです。熟して乾燥している実は種として保存し、それ以外は実だけを取り出し、グリーンピースのように食べようと思います。
2017-06-18
隣に植えているすいかやかぼちゃにうどんこ病が感染しないように、残りも処分することにしました。近いうちに秋に実がなるように再び種を植え付けたいと思います。
2017-06-23
育つかどうか分かりませんが、さっそくスナックえんどうの種をまいてみました。
ポリポットに培養土を入れ、4粒ずつ、計4株分、種をまきました。
2017-07-02
スナックえんどうが少しずつ育っています。発芽率はやや低く約70%でした。おそらく暑さが原因で発芽率が低かったものと思われます。もう少し大きくなったら畑に定植したいと思います。
2017-07-22
暑さで乾燥し苗の管理が難しくなってきたことから畑に植え付けることにしました。
株間30cmで4株とも間引きせずに植え付けることにしました。暑い日が続いているため順調に育つかは不明です。(その後枯れてしまった。)
2017年度
つるありエンドウ(スナック:サカタのタネ、自家採種)
種まき:11月3日、移植:12月13日、収穫:5月4日から
2017-11-03
2年前の残り種と夏に自家採種した種をまきました。
(↑2年前の残り種)(↓自家採種した種)
今回は試験的に培養土と畑の土の2種類で苗を作ることにしました。下の写真が培養土にまいた種です。計5ポットで各ポット4粒ずつ種をまきました。こちらは2年前の残り種のみまきました。
下の写真が畑の土にまいた種です。2年前の残り種は3株分、自家採種の種は4株分、種をまきました。
今季の栽培では培養土と畑の土の生長の違いと購入した種と自家採種の種の違いを確認したいと思います。
2017-12-06
種まきから1ヶ月経過し、それぞれの違いが出てきました。購入した種は畑の土では発芽しにくいようですが、自家採種の種は畑の土でも発芽するようです。また畑の土よりも培養土の方が生長は早いようです。
2017-12-13
寒くなってきたことから、畑に苗を定植することにしました。最終的に培養土に植えつけたものが最も良く生長したようです。
植え付けた後の様子です。株間30cmで計10株植え付けました。また、寒さ対策としてもみ殻をまきました。
植え付けたエンドウの拡大写真です。ちょうど良い大きさの苗になりました。
2018-03-31
冬に植えつけた苗が全て生き残りました。気温が上がり生長が始まったことから、棚を作りネットを張りました。
拡大写真です。少しずつ生長しています。
2018-04-26
気温が上がるにつれ、生長速度も増しています。
拡大写真です。少ないですが、花も咲いています。
2018-05-03
どんどん花が咲いています。蔓もどんどん伸びています。
拡大写真です。小さいですが実もなっています。もう少しで収穫です。
2018-05-04
まだ小さいですが、待ちきれず収穫しました。茹でて食べましたが柔らかく甘いえんどうでした。
2018-05-12
スナップえんどうが最盛期に入っています。食べきれない位の量です。
収穫したスナップえんどうの写真です。ちょうど良い大きさになっています。
2018-06-09
スナップえんどうの最盛期を過ぎ、一部の株は枯れてきています。
グリーンピースとして食べるため、収穫せずに置いておいたものを収穫しました。
鞘を外したあとの様子です。この後、塩水で茹でて食べたところ甘いグリーンピースでした。
2018-06-23
スナップえんどうが暑さで大半が枯れたことから、種採りと株の処分をすることにしました。
拡大写真です。鞘が十分乾いたものもあります。
収穫したスナップえんどうです。左側の乾燥した鞘が来年用の種です。
2018-11-03
スナップえんどうの種まきをしました。今年も自家採種の種と以前購入した種をまくことにしました。
8cmポリポットに4粒ずつ、計16株分種をまきました。写真の右側が自家採種の種です。
2018-12-08
発芽したスナップえんどうの株を畑に定植することにしました。写真右側が自家採種の株で、購入した種よりも発芽率が良いようです。
畑に定植した後の写真です。株間は30cmで計10株植え付けました。主に自家採種のものを植え付けました。
拡大写真です。来年の春には大量のスナップえんどうが収穫出来ると思います。
2019-02-26
2月26日現在のスナップえんどうの状況です。1株だけ枯れかけていますが、それ以外は冬の寒さに耐えたようです。
拡大写真です。土の表面は寒さと乾燥でひびだらけですが、スナップえんどうは完全に根付いているようです。
2019-04-07
4月7日現在のスナップえんどうの状況です。左端の1株を除き、順調に育っています。
拡大写真です。蔓が伸び始めていることから棚を作ることにしました。
作成した棚です。今年は蔓が良く絡むように枯れ枝をネットの下部分に設置しました。
2019-04-21
4月21日現在のスナップえんどうの状況です。順調に大きくなっています。
拡大写真です。白い花が咲き始めました。
2019-05-02
5月2日現在のスナップえんどうの状況です。白い花が大量に咲いていることから収穫間近と思われます。
2019-05-11
5月11日現在のスナップえんどうの状況です。
拡大写真です。実が収穫可能な大きさになっています。
収穫したスナップえんどうです。とても甘い実になっていました。
2019-06-13
6月13日現在のスナップえんどうの状況です。収穫は既に終えており、一部が枯れてきています。種を採るために実が熟してから処分する予定です。